夕刊の楽しみ

フィヨルドの駅

私が日経を愛読するのは夕刊も楽しめるという理由が大きい。
そして一番にに読む、プロムナード欄。
昨日の弦月さんの「トイレットペーパー1年分」は楽しかった。
車検を受けるためにガソリンスタンドに行き「千円を払って予約をすると1年分のトイレットペーパーを差し上げます」と言われた事から話がはじまる。
弦月さんの感情が、ざわついた理由は、カップ麺なら365個と数量がはっきりするが、トイレットペーパーの1年分はいかなる数量になるのか、という事でワクワクしたらしい。
結果的には60メートルのシングルロールが12×8個はいっていた。全部で96個、月で割ると8個になるらしい。
私も同じ感覚をもっている。
数量的に不安定なものを示された時の漠とした気持ちである。
スポーツ競技の賞品に、米1年分とかビール1年分とかいわれた時もその数量は気になっていた。
1年分の感じ方は、人によって違いが大きい。
そこをわざわざ、1年分という曖昧な数量を告げられて、想像をふくらませてしまう。
弦月さんはトイレットペーパーの残量に目を光らせた事はないといわれるが、私は洗剤や、トイレットペーパーの残量は、やはり気になる。
1年分の安心はゆとりである。ただし、1年分と決められて渡されると、1年の途中でなくなると気がとがめ、新たなストレスになる。
弦月さんのケースは3人家族で計算されていたがひとりの人間がひと月にいくつのトイレットペーパーを使用するか計算されている事も衝撃的である。
車検予約の1000円を96個のトイレットペーパーを買った事にすると1ロールが10.4円である。
家のトイレットペーパーは1ロール33円である。
年間にいくつ消耗するかは不明であるが….。

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