相づち

雪の比叡山 京都側

話の相づちは、話をしている本人には微妙に影響する。
日本のあちら、こちらで暮らしてみると、土地柄がかなりでてくるので面白い。
関東では親しい関係では「あっ、そう」とつれない相づちがかえってくる。
関西人にはかなりそっけなく聞こえて、あまりいい印象ではないが暫く慣れると自然にそまってしまう。
関西は「うそおー」とか「ほんま?」と若い人の会話では聞こえてくる。
これは次の展開をを催促する意味合いが含まれて、話し易い。
多分漫才などはこうして会話をつないでいるのではないだろうか。
博多では丁寧な言い方らしいが「本当ですか」という言葉をよく聞いた。
時々「うそ」といいたくなったりする。
親しい中ではあまり聞かなかったけれど「うそおー」というわけにはいかないので「ですか」がついたものでしょう。
本当の本が強く発言される。
話している方は不審がられているような気持ちになる。
啄木に「故郷のなまり懐かし停車場にそを聞きに来る」(うろおぼえ)という詩があったように記憶しているが新幹線の時代は駅ではあまり聞けない。
それを聞けるのは空港の地方便である。
方言は面白いが相づちは「はい」とか「うんうん」とか「そうですねえ」くらいが無難でしょうねえ。
今日は京都でふいに「本当ですか~」を聞いて博多を思い出し、はじめて博多の人と話をした不思議な感覚がよみがえりました。

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