林をつくる

今年も終りの月になった。
振り返るとかなりの足跡を残しても不思議ではない年齢になっている。
のに、振り返ると足跡といえるものがないということが恐怖感のように迫る。
skogは?まだ1年半 苗木ともいえず、芽も出ていない。
考えてみると私の過去はどれもこれも、芽が出ていない。
自分でも感心したほど続いたのは油絵を描いたこと。
それでも10年くらいで、止めて4年は過ぎている。
転勤のせいではない。描く気があれば何処でも続けられた。
言い訳にして止めているのはそれまでの事。
母によく言われた。
あれもこれもと手を出して仕上げたものはない子だねえ。
これはかなりトラウマになっているかもしれない。
何をしても続かない子。
今日Fさんとそんな話をしていたら彼女が素晴らしい事を言ってくれた。
「そんなことないわ。あなたは林をつくったのよ」
なるほど、苗木ばかりだけれど沢山植えたかもしれない。
これというものがなくても色とりどりあると思えば、それも足跡になる。
1本の木から枝を伸ばし大木に育つ人もいる。
私は小さい木ばかり沢山植えた。
それぞれを人生だと思えばいい。

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