急須が好き|台湾急須のフタの空気穴

寒くなるとお茶が恋しくなる。
美味しいお茶をいれるにはそれなりの手法がある、がそれはさておいて私は急須と片口を見ると家に数ある急須の事はすべて忘れて、新しい急須へ気持ちが傾いて行く。
先月、台湾に行った時もやはり買ってしまった。
フォルムの美しさ、使い勝手の良さで今の所一番のお気に入りである。
娘がそれでお茶を入れる時にお茶の出が悪いとブツブツ云っている。
そんな訳はない、私の目下の愛急須である。
彼女の手許をフッと見ると、急須のフタにあるつまみを左手でおさえ、お茶を注いでいた「あ~その急須は空気穴がそのつまみについてるのよ~」いうと、しげしげと眺めて「変わってる」とぼそりといった。

物の本に寄ると、急須のフタの空気穴を注ぎ口の延長線上に持って行くと、良く出来た急須は湯こぼれをしないそうだ。
急須のふたと空気穴の関係は無視出来ない。とすると、台湾の急須の空気穴がフタのつまみの上にあると云う事は、無造作にフタをしても良いと云う事になり誠に理にかなっている。
日本の急須は注ぎ口と持ち手の位置関係は色々とある。
口の真後ろに付いた後ろ手、土瓶のように手がついた上手、持ち手のない宝瓶、一般的な口と90度の関係にあるのは横手になる。
どれも空気穴はフタに直にあいている。
台湾で買った急須のお陰で「目の付けどころ」が違う急須探しが楽しみになってきた。

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