仕掛けのある庭、安らぎを感じる庭 ‐ ブルーガーデン訪問記｜熊本

昨夜、福岡から帰って来た。
毎日見ている自分の庭は、3日空けただけで様変わりしていた。
デルフィニュームが終わり、柏葉アジサイが大きな場所を閉めているし、
薔薇が咲ききって今にも崩れ落ちそうになっていた。

最終日に伺った「ブルーガーデン」さんの庭は、
終わりかけた花は摘み取られて綺麗にされていたので、我が家の乱れ方が余計に目立った。
ほとんど一人で施工されている庭は細部にまで工夫を凝らされているので、
何所を見ても小さな発見がある。
沢山の木々と園路を飾る草花の美しい庭だ。

お会いするのは初めてだけれど、ブログを拝読しているので旧知のような親しさを感じる。
ご挨拶もそこそこに庭に入り込む失礼を許して頂いて、
ブログ写真で知っているシーンを頭の中の図面に落とし込んでいった。
モッコウ薔薇をそろそろ刈り込むのだけれど「チェンソーで刈りますよ」と
大胆な発言はブログのまんま。
けれど、可愛い方だけにそこが、また魅力的。

ここは、小さなステージになっていてアリスのうさぎがいる。
もっと引いて写すべきだったと後悔するけれど、これしかないのでご勘弁を。
方々に童話を連想させる仕掛けが隠された楽しい庭だ。
そして一番びっくりは、このブルーのドアには、遠近法が使われている。
いい写真がなかったので、ブルーガーデンさんのブログから拝借。

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この魅力的なドアは私が通れるものと思っていた。
表通りのガレージより少し下り坂になった所にあるこのドアは、私は到底通れない小さなドアだった。
遠近法で視線を奥へと導いて行く。
こんな仕掛けは見た事がない。
庭には凄いエネルギーが宿る。
そこにいると心は安らぎ、身体は元気になる。
それが、よく分かる庭と庭主さんだった。
この後ブルーガーデンさんが勧めてくれた海辺のガーデン、男の庭の美しさに圧倒された。