持ちつ持たれつ、いち抜かされた
エゴの木
庭のエゴの木はますます重態で様子が悪くなってきた。
風にまかせてパラパラを実を落としているが以前のように大きな音がしない。
実の水分が抜けてしまったのか音もなくという様子である。
突然大きな羽音がする。2羽のはとが、バタバタと大きな音を立てて家の庭を訪問するようである。目白、うぐいす、ひよどりくらいまでならよく来ていたが、鳩はどこから来るのかすら分からない。
今日、庭に出て見たら、ガレージの上の実をついばんでバードレストの水を飲んでから大きな羽音を残していった。
南天や万両の赤い実はよく食べられていたが、エゴの青い実はどこから見ていて見つけたのかと不思議でならない。
ガレージの屋根の掃除になるかと任せていたが、よく見ると皮を破いて中味だけを食べていた。軽くなった中味のない皮だけはガレージの屋根のへこみに溜まり、風任せに転がっている。
三身両得ではない。人間様だけは損をしている。
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