危ないところだった

幾分涼しくなって、夏の荒れた庭の手入れを始めている。
薔薇の夏剪定、クレマチスの軽い剪定と順番にこなしながら、一番気が重いゼラニュームの仕立て直しに取り掛かった。
ゼラニュームは難しい事を考えず、適当に切って適当に挿しても90%は根附くモノだ。
そのお陰で、ドライエリアはゼラニュームだらけとなっている。
今年の夏は家人がもっぱら水撒き当番をしてくれたので助かった。
ところが、久しぶりに鉢を見ると水浸し。
ドライエリアの意味が分かってなかった。
「葉っぱの様子を見てから水をあげてねー」とか「庭植えの木には水はあげなくてもいいよー」とかが通じてない。
仕方ない。それでもゼラニュームは健気に咲いていた。
支柱を付けられて、一枚も葉の残ってない茎は50cmは伸びて鉢から溢れ出ていた。
支柱を外して短く切り戻し、葉先を整理して並べると軽く30鉢は出来そうだ。
途中で面倒になって、切ったらすぐに傍の鉢に植えてしまったものもある。
一部は切り口を乾燥させようと机に並べておいた。
そして、今日は生ごみの日。
「おーーい、机の上の葉っぱ、捨てるんだろう?」
IMG_2304.JPG
あ――聞いてくれてよかった。
一寸変わった品種の葉先を、乾燥させようとしているところだった。
「昨日、乾燥させてから植えるから、鉢を出してって言ったじゃない」をグーッと飲み込んだ。
それにしても良かった、よかった。
先日の台風10号で、岩手県の岩泉が大きな被害にあった。
岩泉の地名はごく最近知ったところだ。
お盆のお墓参りに行った帰りに、宮津のスーパーで岩泉ヨーグルトに出会った。
DSC_1803.JPG
その美味しさは、今までのヨーグルトのイメージを一新させるものだった。
早速ネットでオーダーすると我が家に届いたのは台風の数日前。
オーダーしてから、作られるので待ちくたびれた頃に送られる来る、直ぐに欲しいは叶わない。
テレビから流れる台風情報に岩泉の地名を聴いた。
高齢者のグループホームが浸水して、沢山の方が犠牲になったというニュースだった。
岩泉ヨーグルトの会社のHPに、すぐ側を綺麗な川が流れていると書かれていたのを思い出した。
その後のニュースでこの会社がグループホーム「楽ん楽ん」のすぐ隣と言う事を知った。
FBをみると、復旧に向けて懸命に努力をされている様子がうかがえる。

けれど、当分ヨーグルトは入手困難だろうと思うけれど、気長に待とう。

 

沢山の犠牲者を出しても今を生きる人は、立ち直らなけれなならない。

亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

 

 

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