庭仕事の一日

朝から晴天の兆し、気温も順調に上がる。
ストーブを切り、玄関ドアも開けて家内に春を迎えた。
小さな我が家の庭も、昨秋に植え込んだ宿根草が見違えるほど生き生きとしてきた。
それと同じくらいの雑草もまじる。
サクラソウにタンポポが絡まっている。
タンポポの根は深く,引き抜けばサクラソウが傷付く。
果敢に(大げさな)に挑み、分離した。
昨秋、沢山の土を入れ、鹿沼、腐葉土を梳きこんだのに、冬の間雪を被ってジトジトしていた地面は固く締まり、根が張れる状態ではない。
シャベルで掘り返し、腐葉土を足した。
宿根草が葉を広げると、傍に植えたクレマチスやアルケミラという大事にしている苗が葉影になる。
思い切って移植。
一番見たいところまで移動をさせた。
大丈夫かな―。
たっぷりと水を撒き、追肥をやり、久しぶりの充実感を味わった。

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