春の訪れ
目が覚めると、部屋の中にいつものような冷たさがない。
布団から手を出して、久しぶりに柔らかい気温を感じた。
外に出ると背中がポカポカする。
気になる宿根草を見回るとあちらこちらから小さな芽が覗いていた。
見る人のいない裏庭に「クリスマスローズ」が首を伸ばして咲いていた。
ここで咲くのは可哀想と思うのだけれど、場所がないので我慢をしてもらっている。
でも春一番に咲いたのだから、少し切ってテーブルに飾った。
そして待ちに待った「ハーデンベルギア」の芽吹き。
数年前、宝塚のオープンガーデンで見かけて以来この花を育てたくて何度か挑戦した。
比良の庭では寒すぎて育たないようだったので坂本の庭に植えると、見事に伸びてきた。
雪が降るたびに「もうダメかなー」と何度も諦めかけていただけに、特別嬉しい。
ここが藤色の花で埋まるのはもうすぐかも。
3月から4月中が花の時期だ。
うらうらとした日差しが気持ち良いらしく、きなこは終日この場所が指定席だった。
それが何か?
いえ、何にも・・・・。
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