リガーデン

台風一過スカッとするかと思えば、薄曇り。
しかも涼しい。
北海道から帰って以来、庭を見回しては色々と思うところがあった。
庭のコニファーを起こしに来るという家人も思うところはあったらしい。
フェイクウォールの前のクラブアップルが徒長して風景が壊れていることが気になる。
シャラの株立ちに虫が入り枯れかけている。
この大仕事に取り掛かることになった。
シャラの木を切ることは出来るけれど、根っこを抜くのは難しい。
けれど根っこを抜かなければ次の木をお迎えできない。

20年以上、窮屈な状態で植えられていたシャラの根っこ
比良から来る職人さん（家人）は枝を払った後、穴から掘り起こしてついに根っこを起こしてしまった。
冬には落葉し、春には白い産毛のような葉っぱが生まれ、きれいだなーと見とれるうちに瑞々しい青葉が開く。
夏椿の名前があるように初夏の頃に白い花が咲く、この木が好きで狭い庭に3本も入っていた。
今日は状態の悪い2本を始末した。
クラブアップルは北海道の大森農園で出会った。
3年くらいが経過している。
成長が早くうかうかしていると、フェイクウォールの前で薔薇の木も凌駕してしまった。
狭い庭でもあれこれと動かすと一日仕事になった。
久しぶりに30℃以下の一日は貴重だった。

窓が見えるようになっただけで、庭を広く感じる。
ウバユリが邪魔だけれど、もうすぐ咲きそうなので今年はこのまま咲かせてしまう。
来年はドアも見えるようになると、もっと広く錯覚できる予定。