桜観察記ー28
朝からゆるい日が射し、春かと思う陽気になる。
湖西道路は閑散として昨日までの渋滞が嘘のように静かな連休最終日。
湖西道路、和邇(ワニ)インターにある、桜はもみじと見間違うほどに赤くなった。
これほど完璧に紅葉した桜葉は久しく知らない。
山桜の紅葉は進まない。
風で飛ばされる方が多く、空が広くなってきた。
葉は下を向き、ようよう枝にしがみついている風情でさっぱり元気がない。
木でも花でもしおれた姿は寂しさを誘う。
出来れば見ないでおきたいが、いやでも目に入る位置にある。
青葉の頃に随分元気をもらったのに古くなったからとつれなくするのは良心がとがめる。
写真を写そうとすると、そよっと枝を振った。
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