• 2006.12.4
• 新米店主奮闘記
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一枚のハンカチーフ

その昔「一杯の掛けそば」の話題が日本中を幸せにした事がありました。
一枚のハンカチーフは私を幸せにしてくれた話です。
ギャラリーオープン間もない頃、比良登山の帰りの女性二人が「建築の途中から気になっていました」とお寄りになられました。
帰りの電車の時間は気になるし、少し小雨も落ちてきました。
ギャラリーは「くらし　モノギャラリー」として私が普段に使い、気に入っているものを扱っています。
難しい理屈は何もありません。
ただ、お気に入りがコンセプトです。
その時のお客様はリネンのハンカチーフを買われました。
「ハンカチが気に入ったらまた寄りますね」と言葉を残されましたので時々比良山を見るときにそのお客様のことを思い出していました。
その方に「とても良いハンカチーフがある」と聞きました。
というお客様が昨日お見えになりました。
その嬉しかったこと。
山のお友達とのことでしたが、今日は登山ではなくわざわざお越し頂き、ゆっくり時間を過ごして頂きました。
１枚のハンカチーフが喜びを包んでくれました。