野分けの風
先週の金曜日、軽自動車が浮き上がるほどの風に噂で聞いた比良おろしを実感したものである。
東京から帰った8日、比良のうちに行くとギャラリーの前の空き地の雑草が見事に根元から倒れ、葛の蔦で生い茂っていた場所に土が見えている。
きれいに風の道が見える。
初めて「野分けの風」を見た。
見回せば空き地被害だけではない、家の庭のハーブたちも根元から起こされ添え木のなかった小さな木も根が浮いている。
庭木は紅葉も待たず、風に引きちぎられた。
比良の風は侮れないと聞いてはいたが、恐怖ですらあった。
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