イベント終われば快晴の空

かんじる比良期間中の3日間は近年にない荒れた空模様でした。
そして今日はピカピカの好天気。
後片付けをするのもお天気がいいに越したことはありませんが、一日でもこんなお日和がイベント期間中にあってくれたならと思いました。
昨夜はかんじる比良のフィナーレを飾るコンサートが福田寺で開催されました。
一部  しゃくっとこ悠音(17弦の筝と尺八の共演)
曲目「光と影」
筝奏者の三大寺 佐織さんは全身を筝の上にかたむけて弦を掻きならし、魂が一瞬で空に駆け上がるような音色を華奢な指先から出現させました。
尺八の音が床を這うような低音で支えます。
お寺の上空は漆黒の闇、白い月が煌々と屋根を照らしています。
音色は今秋一番の冷え込んだ空にささげるかのように流れていきました。
二部
ほっとらいんさんの葦笛とギターの共演
一部のお筝や尺八は邦楽であるにも関わらず、ピアノやギター、マンドリンほど日本人の間で大流行とはいかないので近寄りにくく感じる事もありますが、葦笛、オカリナ、ギターは誰もが一度は挑戦したことがあるくらい庶民的な楽器です。
そして、ほっとらいんのお二人も会場を沸かせる軽妙な会話で演奏を進めていきます。
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あれよあれよとジュピターからフィナーレの琵琶湖周航の歌へ誘いこまれていきました。
そして、お約束の葦笛、ギター、尺八の共演がフィナーレ。
この組み合わせは去年のコンサートで急遽実現したものですが、比良でしか実現しない夢の競演です。
昨年はアメイジンググレイスだったので、今年もう一度と心ひそかに楽しみにしていましたが、今年は里の秋、ふるさとでした。
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比良のお寺に声明ならぬ葦笛の高音が空気を震わせて今年のお開きとなりました。

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