関宿

東海道53次の宿場で関の山の語源になったとされる関町に行ってきました。
関町から京都八坂神社に出されるる山車は大変立派なものでそれを越えるものはもう出来ないだろうと思われることから、出来うる限りの精一杯の限界を「関の山」というようになったそうです。
ここではナガオ薬局さんと而今禾さんをメインにしてskogの作家さん3人と研修という遠足に出かけた次第です。
日本中からお客様が集まる而今禾さんにあってskogにないものは何なのかと一応テーマを決めて出かけたのですが、途中からそれも忘れ町並みに人情にほだされてノスタルジーに浸りました。
この宿場筋の電気屋さんに道を訪ねると町並みの説明はもちろん手早くお食事どころまでパックで教えて下さいました。
この時期のギャラリーはやっと目覚めたようで未だ本始動には間がありそうです。
古い町並みに溶け込むようにナガオ薬局と而今禾は佇んで余程注意して看板を見て歩かないと見落としそうです。
この町並みを生かす而今禾と而今禾を生かす町並み、skogとの違いは一目両全でした。
skogは比良の自然の中にあるのが似合うようになればいいのだと。
手際よく簡単に研修テーマをクリヤーして気になる町並みを見学。
俄然元気が出ます。

ここは馬籠、妻籠に匹敵するような軒先の低い町屋が数キロにつながり町並みや,家のつくりに興味をそそられます。

この町屋は18世紀中ごろから明治中頃のものが半数を占めているそうです。
特に庇の下に取り付けられた幕板ははじめてみるものでした。

この幕板は風雨から店先を守る霧除けだそうです。
出格子、虫籠窓、細工瓦、漆喰彫刻、
これを見て歩くだけでも一日楽しめそうです。
そういえばこんなお店もありました。

色々な種類のお豆さんです。これだけの種類と量を一度に見るのは錦市場にもありませんね。
あっそうそう、先の電気屋さんの奥様が教えてくださった地蔵院は
「関の地蔵に振袖着せて、奈良の大仏婿に取ろう」と俗揺に名高い関地蔵院で天平13年(741)行基菩薩の開創と伝えられる名刹だそうです。
「日本で一番古いんですよ」といわれました、そりゃ奈良の大仏さんをお婿さんに取ろうと言うのですからたいしたもんです。

アレコレいわれを知るうちに事前の勉強不足が残念でした。
完全に研修テーマから外れましたが、関宿は見所満載で魅力的な宿場町でした。
坂田ルツ子フェルト講習会in skog
坂田さんのHP
http://www.rutsuko.net/

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