6月のskog

6月17日から始まる「夏の暮らしモノ展」の準備が始まっている。
来週に始まる搬入に備えて、既にskogの1Fは展示が仕舞われガランとしている。
家人は落ち着かないらしく、アレコレと準備をしてくれるのはいいのだけれど「薪割り」までやると今年中の準備になると言うのにフウーフウーいいながらやってしまった。
丸太を梅雨の雨に当たらせたくないと言うのが本音のようだったが。
5年前の今頃、skogはオープンに向けて追い込み中だった。
家人はひとりで全ての壁の漆喰を塗っていた。
ひと月で体重が5kgは落ちた。
私は床の塗装で尺骨神経症になって、顔を洗う時、小指と薬指が開いて水が掌に溜まらなくなった。
「あるのは時間、ないのはお金」と意気揚々と始めたものの、かなりしんどかった。
昨日床掃除をしていると、いい色に焼けている。
あちらこちらに当たり傷もある。
それが歴史になる。

私の好きなアメリカサイカチのグリーンが深くなりつつある。
この木も5年目を迎えている。
KUsuyoコンサートと庭 021.JPG
小さく植えたバラも随分大ききなって、沢山咲いた。
「こんな登山道にオープンしても、暇すぎませんか―」と家人に言うと、したい事が沢山あるから暇くらいが丁度いいとあくまで強気だった。
当初、猿と鹿と熊くらいしか来てはくれまいと思っていたけれど、5年間の間には数千名の人間様にお越し頂いて、方々の雑誌や新聞に載せて頂きました。
ありがとうございました。
お陰さまで、今年は5年目。
石の上にも3年を過ぎて、チョットホッとしていると言うのが本当のところだ。
家人には現役の仕事を続けると言う選択もあったが、そうすると新しい事に挑戦する力がなくなっているだろうと言う判断をした。
残っていたらストレスの塊になっていたはず、今のように好きな鉄に触って、時には喜んで頂けるものを作れるようになった。
5年前に戻れても多分同じ選択をするだろう。

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