正悟屋 ‐ 鮨,砂糖傳 増尾商店 ‐ 米飴,吉田蚊帳 ‐ 布巾|奈良ぶらり町歩き

京都のインターは紅葉狩りの車で東も南も下りる車で大渋滞だった。
脇をすり抜けるようにして奈良へ向かった。
平城京遷都1300年祭で混みあっていると思っていたけれど、いつもと変わらぬ風景だった。


生駒の施設で暮らす家人の下宿の小母さまのお見舞いが大きな目的なので、観光客をしている時間はないけれどザッといつものコースを一巡り。
奈良はタイムスリップする奈良町や、世界遺産エリア、志賀直哉旧宅のあたりと見どころが多い。
私はもっぱら奈良町が中心

お馴染みの正悟屋さんでお昼。(※現在は閉店しています)
こちらの大将やおかみさんと話をしながらの食事が実に楽しい。

煮アナゴの握りは香ばしく、柔らかい。
これの為に1時間半が苦にならない。

最後の甘味 こちらの器はほとんどが骨董
このお皿もお気に入り。
褒めると10枚しかないのだけれどおかみさんも大事にしているそうだ。

小母さまのお土産は壺に入った米飴「砂糖傳 増尾商店
こちらは代々の砂糖屋さん。此処で売られている。

これを見ると相好を崩して喜んでくれる。

「砂糖傳 増尾商店」のお店情報はこちらです

向かいの元興寺さんのお庭をちらっとのぞいて


いつもの蚊帳布巾の「吉田蚊帳」に寄り道

「吉田蚊帳」の情報はこちらです

そこから大急ぎで生駒まで車を走らせた。
小母さまは今年米寿になる。
夏ごろから少し様子が悪くなったと、気にしていたけれど、今日はすっかり面変わりして傾眠状態にあるようだった。
食事もとれていないようだ。
好物の正悟屋さんのアナゴ寿司にも興味を示さない。
施設の方にチョット注意が必要ではないかと聞いても、いつもこんな状態ですし、夜も眠りますからとおっしゃるけれど、それが危ないのだと、つい声が大きくなる。
私の事は分かっているし、涙を流して喜んでくれるけれど、いつもの筆談をする気力もなく途中で眠ってしまう。
帰るからとゆり起すと、帰らないでと言うけれどまたスーッと眠る。
後ろ髪を引かれるお見舞いになった。

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