すし善 ‐ 大丸店|北海道,札幌|旅に出たなら何食べる
北海道は美味しかった。
積丹の馬糞うに
まずは、札幌のお寿司から書かねばならない。
と、いうのは私はひどく誤解をしていたから。
お寿司と言えば、札幌、金沢、静岡、博多と名店は沢山ある。
けれど、私のノートに銀座のお寿司はない。
決して足を踏み込めるとは思っていないから。
ひとり17,000円が支払った最高金額だ。この倍以上すれば1週間以上の絶食をしなければならないので、流石に足を向けないようにしている。
2010年7月 札幌では名高いすし善、すすきの店の記事
今回の札幌では、すし善は一番に外した。
ところが日曜日となるとほとんどの鮨屋は定休日だった。
ホテルに着くなりパソコンで検索すると1店だけあった。
電話をすると既に満席。
再び探すと、無くはないけれど気乗りがしない。
北海道最後の夜だし、美味しいものを食べつくした紳士が3人もいるから、印象を悪くする訳にもいかず、幹事の私は思案に暮れた。
大丸札幌店にすし善が入っている事を思い出した。
もう一度、行ってみるかと気を取り直して電話を入れるとカウンター席が予約できた。
結果、美味しかったぁー。
ススキノ店は何だったんだろう。あの大袈裟なパフォーマンス。会話の下手な職人は気働きもなかった。
ところが、大丸店の中島さんだったかな(?)多分店長さんだと思うが、実に手際が良い。
会話も上手い。お客6人の好みをすぐに察し、チョコチョコと包丁を動かしてこれ食べませんか?
と、気持ちにピッタリのサービスをする。
何を頂いたかすっかり忘れたけれど、最初に出されたタコの柔らか煮
柔らかさは歯がなくても頂けるほど柔らかかった。
これで、生涯私はタコが食べられると安心した。
「イカを握って下さい。」
「はい、耳にしますか、胴にしますか?耳にします?右と左どちらにしましょう?」
と会話も軽妙。
「これどちらの耳かしら?」
「ああ真ん中です。」
上手く会話に入ってくるがグループ内の話になると、ピタリと貝になる。
目配り、気配り鮨屋の鏡だ。
すっかり、気を良くして札幌に来たら、デパートのすし善に限ると決めた。
中島さん、いつまでもいてねー。
お櫃はピカピカだったし、料金はススキノ店の半分だった。
お店情報
店 名 | すし善 大丸札幌店 |
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住 所 | 〒060-0005 札幌市中央区北5条西4丁目7 大丸札幌店8階 |
TEL・予約 | 011-828-1068 |
営業時間 | 11:00~22:00 |
定休日 | 年内無休 |
その他 | カウンター12席、テーブル 36席 4,000円(通常平均)/ 1人あたり |
札幌市中央区北5条西4丁目7 ※お店及び、ギャラリー・美術館などの情報は記事作成時点のものです。最新の情報は公式ホームページにてご確認ください |
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