鮨 みつ川 ‐ 鮨屋|森八 ‐ 和菓子|高木糀商店|石川|2012年末の金沢
年末に金沢近江町に通い始めて途中転勤で途切れたこともあったけれど、大凡20年は経つだろうか。
その中でも今日は最高のお日和だった。
琵琶湖の湖面はキラキラ輝き
北陸自動車道ではいつもの休憩場所の杉津では風もなく敦賀湾が穏やかに広がっていた。
今まで、この道路を何度走っても見えたことのなかった白山が今日は見えるのではと期待が高まった。
小松を過ぎるあたりからカメラを構えて待っているのに遮音壁や防風林に妨げられて、見えている白山をカメラに収めることは困難だった。
かすかに捉えられた1枚
兼六公園の雪つりを右に見ながら、東茶屋町のみつ川さんへ直行
気温は10度を超えていて街歩きには最適、思ったより人出は少ないかも。
昨年のみつ川で初めて食べた「白子」
今年はリクエストで
若い大将は一人でカウンターの8人のお客に気を配りながら、鮮やかな包丁さばきで魚をさばいていった。
去年初めて見たときは目を見張ったが、今年はかなり余裕で眺めた。
ノドグロの炙りや穴子は握りの旨さを引き立てた。
ここの名物ヤリイカの三枚おろしは今日も素晴らしかった。
〆は香箱の甲羅にカニの身とゴマを入れ込んだ酢飯に蟹身といくら、ウニをトッピング
やはり美味しい。
もうこれ以上は無理という限界でぴたっと締めた。
「量はどうでしたか」「十分です、ご馳走様」「ここを出たすぐにcakeなんて言わないで下さいね」
「まさか、まさかもう無理です」
と言いつつ、気がつけば森八の和菓子の前にいた。
「やはりお正月は千歳や福梅のお菓子はいるわよ」とかなんとか言いながら少しづつお買い物。
次は「高木糀商店」へ、ところが場所を思い出さない。クルクルと同じところを回りながらようやくたどり着いた。
今日は店舗の中まで入れた。
3階まで届きそうな高い天井。
艶々と白い肌を輝かせた、かぶらず寿司が並んでいた。
「かぶら寿司2個下さい」
ここのかぶら寿司は1個1500円、2個買うのが限界。
「生憎ですが売り切れました」
まさか~~!!
日によって違いますがご予約いただきませんと無理です。
そういえば去年は吹雪だった。
今日は快晴。
渋々来年の予約をして引き返した。
そして本命の近江町へ、古い部分を改装してなんだか美しくなりすぎた感じはするが、京都の錦よりは市場らしくて私はここが好きだ。
ここのお目当ては「香箱蟹」
越前ものは既に売り切れで鳥取産が残っていた。それでもこれはと思うものはいっぱい2,800円
5杯買うと2,500円にするという。はいはい、これは仕方がない。
例年近江町の買い物は30日だけど今日は一日早い。
すると店の人のおまけが、かなり渋いようだ。
来年もまた来ようと意欲を湧かせて市場を後にした。
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