とんだ運動

雨戸を閉めようと、ガラス戸を開けた途端、ジーコが素早く外に飛び出した。
サッカー好きの家族が飼っている猫である。
留守中に食事の世話とトイレの始末を1年に一度くらい仰せつかります。
それまで、彼女(猫)は私に目もくれず、猫なで声にも振り向かない猫でした。
先日お宅にお邪魔をすると、なにげに彼女が私のひざに上がって来ました。
「また、ちょっと留守になる~」のような話をしていたのが聞こえたのかも知れない。
いつもにない馴れ馴れしさである。
前回も一度逃げられて交通事故になったらどうしようとオロオロしましたが、今日は余裕で待ちましたが、案外ゆっくりな外出である。
取り敢えず家主の許可で2階の戸を少し開けて帰ることにし、玄関のカギをがちゃがちゃと掛けていると、ジーコは下から私を覗き込むようにして「にゃ~」と声をかけて庭にまわりました。
庭の雨戸は閉まってるんだよー。
カギを開け中に入り雨戸を開けると「ご苦労さん」と目で挨拶をして悠然と入って来た。
あ~2階の戸を閉めようと上がり初めると彼女も上がって来る。
彼女が先に上がるとまた外に出る。
しらーん振りをして隙を伺い脱兎のように階段を駆け上がり、ガラス戸を閉めた。
背後からジーコは「にゃ~」と声をかけてくれたが、あんたのお陰でいい運動になったよ。

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