プロの仕事

服の胸元にシミを発見。
胸までのエプロンをしていないので料理中の油の飛び跳ねが原因ではないかと私は思うけれど、娘はそうではないだろうと言う口ぶりだ。まあ、それもあるか。
けれど、気になるものは気になる。
近くのクリーニング屋さんにシミ抜きに力を入れていると書いていたのを思い出してお願いした。
勿論、別料金。
受け取りに行った時にチェックすると薄くもなってない。
「精いっぱいやりましたので」の一言で終わり。
NHKのプロフェッショナルのファンで良く見ている。
勿論、シミ抜きのプロの仕事も記憶にある。
プロフェッショナルに登場する人は何方も出来ない事を恥としてプロ意識に目覚めたという過程を経ているようだ。
先日、服のシミを見つけて、ウール用洗剤で手洗いした。
乾かしてみると取れてなかった。
かくなる上はと、台所洗剤でつまみ洗いをすると、綺麗に消えてくれた。
修理に出した、漆塗りのお椀が角 好司さんに届いて、お電話を頂いた。
「こんなに綺麗に使って頂いて・・」と言われたけれど、それは使い込んだという意味で20年毎日使っていたという証拠。
「ここまで使って頂いたのを見るのは初めてで、涙が出ます」と、おっしゃった。
椀の外側は日焼けしているのだと言う。
洗ったらすぐに拭いて引き出しにしまっているのに、1日数分でも20年になるとそういうものかも。
内側の漆は剥いで縁は布を貼り全部塗りなおして下さるそうだ。
修復に3か月、その後梅雨明けまでは使用不可との事。
プロの塗師は「元通りにしてお返しします」と、柔らかい口調でおっしゃった。

今朝の雪

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