鉄工房

鉄工房展にて

今年の初め頃から連れ合いが「鉄工房」に通いはじめた。
それも、いそいそと。
色々と作って来るのだが毎週出来上がったのでは家の中に置き場もなく、差し上げるほどの物でもなく、私は頭を抱えていた。
「鉄は初めて触る物だから色々作る事で技術の上達を目指している」というが、動かすにも鉄は重く私のイライラは高じても連れ合いの気分は上々のようである。
この工房は鉄のエクステリアを造る会社の廃鉄を利用して素人が思い付くままに物を創っている。指導者は造形大学の先生をされていた方である。
私もお名前は存じていますと言えるほどの先生とエクステリアの会社の社長さんが産学協力で出会った事から初めた地域に開いた工房である。
9月の1ヶ月間、京都のギャラリーで教室展が開かれているので渋々付いて行った。
驚くほど立派な作品が並べられていた。連れ合いの作品は申し訳ないような良い場所を頂いていたので「指導者は大事だわ」といらぬ事をいった所為で今日は鉄工房まで付きあわされた。

明日から鉄製品を地域の方に安価で提供する準備の日のわりにはゆっくりとしているようで、社長さんや指導の先生と話し込みお二人のパワーの凄さに圧倒されてしまった。67歳の社長さんと鉄の造形作家は共に頭の中は鉄と大違いに柔らかく次々に飛び出すアイデアは旬の人、そのままである。
地域に開いた会社であるために地域の人が社内を自由に覗けるようにして、気が向けば自分が参加している工房を目指している。
ミイラとりのミイラになる前に退散するつもりが3時間も居続け、帰りにはちゃっかり先生の作品を頂いてしまった。
先生がご自分の作品を陶芸家の清水卯一さんに差し上げたら、車が買えるほど高価なお皿を頂いたそうだけど私は「ありがとうございます」といって気が変わらぬ内にと退散して来た。いいのかな~。大事にします!!

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