がん患者の家族

今日は、姉母のコバルト治療終了後の結果を聞くために主治医の面談日だった。
入院中から常に本人に説明されるので、私の出る幕はなかったけれど、それほど心配は要らないためであろうと推測しながら不安でもあった。
最近はPCを開けばあらゆる情報が入手できる。
母の腎不全も義兄のパジャットも毎日パソコンを開いて知識を仕入れ、次に医者に会うまでに前回の説明をを全て理解してから臨むようにしていた。
それ以来、医者の説明の仕方で医者の信頼度を決めている。
食道のどの部分に癌があるのか説明されないままだったので、入院の日に聞いてみた。
それまでに説明してなかった事をなんとも思っていないような様子に信頼度はかなり低い。
コバルトは外から当てるのと食道の中から直接当てる方法があるというのはPCからの知識だけれど、その質問をすると呆れ顔で「食道の中に癌があるのに中からあてるわけないでしょう」と、一蹴された。
PCにコバルト治療法として書かれている事を内科の医者は知らないのだろうか。
「しまいの月」の企画展終了を待って、翌日CTや内視鏡の検査を受けて、その時には私が説明を受けた。
入院早々同じことが繰り返されたので、聞いてみると、あの写真はぶれていて使い物にならなかったという。
失敗は仕方がないとして、私にした説明は何だったの。
今日は、CTを見る限りリンパ節に転移はないと思うという説明だった。
ただし、医療界に100%はないという言葉が添えられている。
食道がんのリンパ節移転があるかどうかは命の分かれ道になるほど重要な事だ。
100%ないと分かる為にはpet検査をする方法はどうだろうかと聞いてみた。
「petをする意味は?}
「転移があるかどうかを知りたいから」
「リンパ節に入ってなければ転移する心配をすることはありません」
「入ってないことが100%と言い切れないからですよ」
「見つけてどうするんです。手術は出来ないのですよ(高齢者だから)」
姉母は今月85才になる。
初診の時から高齢者には医者のテンションはかなり低いとは感じていたけれど、食道がんの手術は大手術になるから体力的に無理だろうという医者の勧めで抗がん剤も使わないコバルトのみの治療を選択してきたけれど、私の中にどうもぬぐいきれない気持ちがある。
姉母は会えばいつも死にたくないのと不安がる。
もし、手術しなかったことが原因で転移すれば肝臓や肺にひろがっていくという。
それがいつの事か分からないけれど、初診の時の説明した医者はそう遠くはないといった言葉が頭から離れない。
完治するには大手術だけれど手術する?と姉母に聞けば「する」と言ったかも知れないのに、私が決める前に医者が決め私はそれを受け入れた。
先に医者が決め家族は同意する形となってしまった事が、私を苦しめている。
ひと月後に内視鏡の予約を入れたけれど、治まってくれることを祈るばかりだ。

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