ひとり言に会話あり|ようやく姉母の検査日

今朝6時過ぎにカーテンを開けると、思いがけない月光にであった。
今年最大のスーパームーンから2日を経ているけれど、見とれるほどに美しかった。
しばし見とれてから、はたと思い出してカメラを向けた。
月の動きは案外早かった。

午後赤十字病院の1Fロビーを歩いていると、すれ違いざまに「食堂何処かなー」と聞こえてきた。
「あ、地階です」と私が答えた。
すれ違った女の人がビックリして振り返った。
私が立ち止まると、嬉しそうにニコッと笑ってくれた。
「地階のどの辺りですか」
「まっすぐ行ってエスカレーターを降りて下さい、直ぐです」
「ありがとう」
ご本人に独り言を言ったと言う意識は無かったので、急に返事をされてさぞかし面食らった事だろう。
寝言に返事をしたようなものだけれど、気の重い病院内で他人同士が何気に会話をして別れていく。

今日は、赤十字病院で姉母の検査の一日になった。
年末から全く歩けなくなって、車いすを使ううちに立つ事も出来なくなった。
浮腫みがどんどん広がっているのが目に見えるので、何とか解決したかった。
胸水が溜まっているけれど、熱なし、息切れなし、食欲ありなので緊急性がある訳ではないけれど少し強い利尿剤を必要とするだろう。
脳外科では年末の転倒後のCTの変化を見た。
脳内は無事だったけれど、頭を打った時に頸椎を傷めた可能性があるらしい。
頸部脊柱管狭窄症が元々あるのに益々狭くなって足が立たなくなったのではないかと言う診断だった。
これは、中々治療できない。
もう、1週間歩いてないので筋力は相当落ちているだろう、元に戻るのは無理だろうと私はほぼ絶望視。
家人は意欲的で、食欲がある以上治せると断言している。
明日はマッサージの先生と訪問リハビリの先生とご相談して方針を決めなければならないだろう。

初詣に行って毎年頂く「家内安全」のお札は姉母の代理で頂いていた。
今年はお返しして、新しく頂かなかった。

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