病院滞在5時間

今日は姉母の定期検診日
放射線科、呼吸器科、消化器科を回るので、覚悟をしていったけれど11時の予約から1時間半遅れて始まった診察で病院を出たのは夕方の4時になっていた。
待ち時間に単行本1冊を読了したけれど、疲れは半端ではない。
私がこれほど疲れたのだから姉母の疲れはひどいものである。
ベッドを借りようかと思ったけれど、脊髄を圧迫骨折しているので一度横になると中々起き上がれないという事情を抱えているのでひたすら椅子に座って堪えた。
脊髄の圧迫骨折を診断するのに2週間かかった。
背中が痛いと言って、近所の接骨医に自分で行ったが、日赤に行くように勧められてそのままタクシーで一人で行った。
レントゲンに所見がない事から筋肉疲労と診断されて自宅に戻り、玄関で転んでしまった。
それから1時間かけて携帯電話を取り出して私に連絡してきた。
駆けつけると、閉め切った部屋に倒れて全身汗まみれで顔までむくんでいた。
起こそうとすると「イタタタタ・・・」と悲鳴を上げる。
骨折を疑って、再度日赤病院の整形に行くと、レントゲンでは所見がないので分からない事。
念のためにMRを取ってもいいけれどと消極的に言われた。
MRの予約は早くて1週間後、又その1週間後に整形を受診する事になる。
整形の受診は明日だけれど、放射線科の受診の際MR写真を見てもらうと痛いはずで脊髄が圧迫骨折していた。
の治療でコバルトをかけ、コバルトで放射線性肺炎を起こしているのだから背中が痛いと訴えた時にもう少し、親身に見て頂けないものかと思う。
4月のレントゲンと先日撮ったレントゲンを比べれば、MRを撮るまでもなく骨折は疑われる所見が今日見られた。
幸い食道がんは良い方に向かっていて、骨への転移はないらしい。
少量の胸水が溜まっているので、今後は経過観察になった。
未だ、しばらく病院とは縁が切れそうにない。
一日病院で過ごす私に姉母は申し訳なさそうに気を遣う。
「あなたに介護をしてもらうために私は大津にきたみたい」
気を遣われると可哀そうになるけれど「冷房が利かない」「冷房が利きすぎる」と、どんな時にも携帯で呼びつけられると、時にはムッとする事もある。
「ムッとするのも生きてる証拠」と家人が上手に中に入る。
明日は、整形で「痛みから解放して」と強硬に交渉する仕事が待っている。

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