義兄の贈り物

私には年の離れた姉が二人いるので義兄も二人。
昨日の義兄は一日中書斎にこもっている学者肌の人、上の姉の旦那さんはサラリーマンの生涯を送った人だけれど、職業を間違えたのではないかと思うほどの芸術家だった。
義兄のひとかけらでも私に才能があればと羨ましくなるような人だった。

定年を過ぎて独学で水彩画を描き切り絵をした。
家具を作り、道具は必要に応じて手作りをする。
一日中工房とは言えない狭い小屋にこもる人だった。
今回の大掃除で倉庫の中から兄の作品が出てきた。
20100821_4026580
この可愛いい椅子はずいぶんたくさん作った。
どれも、廃材利用でる。
久しぶりに出して見て、今でも感心する。
早速使ってくれそうな可愛い子供さんのいるお宅へ持っていった。
「わー可愛い」と喜んで頂けた。
人はいなくなっても、使ってもらえるものを残せた人は幸せで、少し羨ましくもある。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

コメント

  1. 思い出のある作品なのにありがとうございました!
    子供たちは久しぶりのおうちの中に入ると、真っ先にこの椅子を見つけ座りました。
    また食事しに来てくださ~い。
    うちは隠れレストランです(笑)

    • skog
    • 2010年 8月 24日

    H&Mさん
    喜んで頂けて、義兄も嬉しいでしょう。
    ありがとうございます。
    隠れレストランの味をしめてしまいました。
    ホント、美味しかったわー。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

skogBLOG内の記事検索

カテゴリー

過去の記事

生活・文化の情報収集

ブログランキングで生活・文化関連の情報を収集できます!
ページ上部へ戻る