身体障碍者手帳の取り組み|審査の難しさ

昨日、滋賀県を通過した台風5号は琵琶湖の東側に大きな被害をもたらした。
私の住んでいる西側では「雨が強くなったな」とか「風が出てきたのかな」の程度で終わりました。
我が家には雨戸がないので、物が飛んでくるような台風は困りものです。
幸いにも、この10年間の記憶では一度もなかった。

そして今夜は何事もなかったかのように、琵琶湖は1万発の花火が大きな音で響いている。
以前はベランダから見えたけれど、今は家が立て込んで音ばかり。
花火大会の日は、帰り道の混雑を思うと絶対に出かけないという我が家の特異日である。

 


さて、姉母のリハビリ入院はひと月半になり、そろそろ先を考えることになった。
そこで一番頭を悩ませたのが「排泄介助」だった。
1日中お任せすれば、トイレの為にウン万円と言う負担額になりそうだった。
それで、フッと思い出したのが「身体障碍者手帳」制度。

難しいと言われる「身体障碍者2級」に認められると、介助の為の福祉用具の費用を介護保険から使わなくても済むので、その分排泄介助に回せるのではと思いついた。

知識は人を助けるもの、知らない事は市役所に問い合わせをする。
私の浅い知識だけれど、姉母に必要なのは2級でそれ以下は何のメリットもないという事だった。
市民税の非課税所帯だから税金の減額も必要ないし、映画や演劇を観に行けるほどの体力もない。
受給資格を得るにはその状態になってから、6ヵ月後に審査を受ける。

手や足の一部をなくしたりペースメーカーを入れたりと、その場で審査できるものもあるらしい。
しかし、上肢下肢の不自由度は審査も難しいらしい。
自分で着替えが出来ない。見守りがないとトイレに行けない。
食堂までの移動が出来ない人にはどう言う措置があるのだろうと言うのが質問の要旨だ。
勿論、回答はなかった。

寝たきりであれば2級の条件に近づくというけれど、寝たきりではトイレ介助はいらないのだ。
寝たきりの人にJRの割引は不要ではないだろうか。
同じ級数でも受けられるサービスを制限して、必要なサービスを手厚く受けられるようにはならないものだろうかと考えた。

幸い、昨日の姉母のリハビリを見ていると慣れれば狭い室内なら一人で移動が可能かもしれない。
出来れば手帳を当てにしない生活を目指したい。

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