入院したら知っておくこと|後期高齢者医療限度額適用・標準負担額減額認定証

楽しくもない、姉母の介護日記をブログに書いたら、びっくりするくらい沢山のアクセスを頂いた。私世代には今一番の関心事のようだ。

先日、姉母の新しい保険証が届いた。
後期高齢者医療被保険者証、介護保険負担割合証は病院の窓口に月の初めに提出した。
今日になって封筒の中を見ると、もっと大事なものが残っているのに気が付いた。

後期高齢者医療限度額適用・標準負担額減額認定証

これは全く知らない事で、保険診療費44,400円が減額された医療費の上限だと思い込んでいた。
ところが、今回のお知らせにあった「医療費の自己負担限度額および食事代」によると、

住民税の非課税所帯、老齢福祉年金受給者のひと月の医療費限度額は15,000円。
食費は1食当たり100円つまり一日300円となる。
ひと月を30日とすると入院治療費、食費の合計は24,000円が上限となる。

という事が分かった。

以前から姉にはこの「認定証」は届いていたはずだけれど、急な入院で私には分からなかった。
市役所に連絡すると既に支払った分は、払い戻しの手続きをして下さることになった。
当事者が入院中であると告げると、スムーズに手続きが終了した。

医療費の上限が思いがけず低かった事は、日本の医療保険制度のお陰だろうけれど、私たちが75才を迎える頃には、適用年齢が5才以上引き上げられるのではなかろうか。
戦後ぎりぎり生まれで、何をするにも大人数。
競争率の高い人生の終盤は、常に目の前で改定が行われ、恩恵が遠のいて来た。
ひとまず、姉の為には良かった。

今日は、身体障碍者手帳の件でも奔走した。
矛盾だらけの基準だと思うので、次の機会に思いを綴ってみたい。

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