• 2010.1.14
• 日常生活
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ロングブーツ

今年の底冷えにブーツは欠かせない。
毎日同じブーツを履き続けた。
ほとんど車移動なのでブーツが傷むわけではないけれど、飽きが来る。
今のブーツはひざ下で履き易さを言えばこの上なくよろしい。
それでも履き飽きた。
このブーツいつ買ったっけ
正確ではないけれど、2シーズンくらい前かな。
今年のスカートは短くなっている。
ならば、ロングブーツがカッコいい。
ブーツの売り場に行ってしばし眺がむれば、ロングブーツはかなりいかめしい。
が、今のブーツでもかなり暖かいのだからロングにすれば怖いものなしで外に行ける。
「お試しになられませんか？」
優しい笑顔につられる。
「ハイ、ハイ」
踵までファースナーが付いているから履きにくいはずはない。
手近かな椅子に座って、ファースナーを上げていく。
なんか、いつもと違う。
足を差し込みソロソロとファースナーを上げていくと、ふくらはぎの近くで窮屈になった。
「お客様、このブーツは細身に出来ていますから、もう少しゆるいのはあちらにございますが・・」
早く言ってよ――。
でももう、試着する気分になれなかった。
ファースナーがいつものブーツより上に入った段階でこりゃ、歩けそうにないわと思うほど拘束感があった。
ブカブカのロングブーツはカッコ悪いし。
今のブーツより短くなったけれど、いかにも楽そうなブーツをゲットした。
去年からずーっと欲しかったロングブーツだったけれど。