特養施設のお昼時

姉母の施設のお昼時は忙しい。
成るべくその時間に合わせて行くと、グループの方々のお名前や性格も分かるようになった。
名前で呼びかけると、機嫌よく返事をして下さる。
「お昼御飯ですよー。」とお部屋に呼びに行くと「食べたくない」と言っていた人も「ご苦労さんどすな」と言って出てきて下さる。
配膳をすると「作ってくれはったんどすか。おおきに」と必ず仰る。
長い年月主婦をこなしてこられた方々は食事に関してはとても感謝して召し上がる。
食べられない事を申し訳なく思うようだ。

ひとりづつグラム数を計量してご飯を盛り付けるけれど完食する人は半数にも満たない。
姉母の米飯は120gだけれど、多分100gでも多いだろう。
「少なくていいですよ」と声をかけると「栄養士からの指示ですから」と決まった量が盛られる。それで残すと半分とか30%とか記録するようだけれど、捨てる量が多いとゴミの始末も大変だ。
「少なくよそって完食の喜びを感じる方がいいのではないですか?」と言ってみたけれど改善は難しいというか、細かい管理になるのだろうか。残す人は決まってるから出来ない話ではないと思うけれど。

今日は家人の名前が出てこなかった。
「しばらくしたら思い出すさ」と家人は言ったけれど、姉は申し訳なさそうにもじもじしている。
大事な人の名前を思い出せないのは申し訳ないの気持ちは大きいようだ。
教えると、嬉しそうに「そうだったな」とつぶやいた。

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