きっかけの一枚

油絵の額を箱から出して点検をしていたら、なつかしい絵が出てきた。
私が絵を描くきっかけになった絵である。

ガラスが入っているので窓が写り込みいい写真が取れないのが残念だ。
群馬県の大工さんで山口進治さんが書かれた絵である。
段々狭くなる路地の雰囲気と壁のマチエールに魅かれた。
25年以上前に軽井沢の画廊で出会った。
その頃は大工さんで雨が降ると喜んでいますと画廊の方に聞いていたが、今日net検索してみたら、二科の理事さんになっていて驚いた。
この絵に出会ってからskogを始めるまでの20年間に書き溜めた絵を先日始末した。
絵を描く事は単に描くだけではないものを学ばせてもらった絵画の世界だったけど。
捨てる事を一番惜しんでくれたのは搬入搬出を毎回手伝ってくれた家人だった。。
感じる比良2010が10月30,31日に開催される。
2日間だけなので、思い切って私の恥かき展にしようと今日家人と決めた。
ほんの数枚しか残してないけれど、私の絵だけを並べる事はもう生涯ないと思うので勇気を出して恥をかこうと思う。
山口さんも今年は還暦のはず、ご縁があればお目にかかりたいものである。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

skogBLOG内の記事検索

カテゴリー

過去の記事

生活・文化の情報収集

ブログランキングで生活・文化関連の情報を収集できます!
ページ上部へ戻る