サージェント・ペッパー ぼくの友だち|監督:サンドラ・ネットルベック|犬達を想う

家人にギャラリーを頼んで娘と久しぶりに「京都のシネマ」に出かけた。
マーサの幸せレシピ(YouTube)」の監督の映画「サージェント・ペッパー ぼくの友だち(YouTube)」が一日一度だけ上映されるというので、今日を逃がすと次がない。
一日一度の上映も人気がないのかも知れないと思いつつ朝1番の時間に合わせて平日時間で出かけた。
先客はかなり年配の方が多く子供はひとりもいなかった。
ホーム・アローン(YouTube)」のような印象があるが、素直な子供は動物と会話ができるらしい。

莫大な遺産を相続したペッパーという名の犬を巡る大人の欲と純粋な子供の物語りである。
玩具会社のタカラが、犬語が分かるとか猫語が分かるとかいった玩具を発売していたが、犬やネコ語が分かれば世の中混乱して大変な事になってしまう。

10年ほど前に近所中に可愛がられていた「クロ」という犬がいた。
賢い犬で野良のわりに美食家である。
立ち話に「クロちゃんはバターのついてないパンは無視するとか、ウナギが好きなようだ」とか話題に上っていた。
立ち話の輪の中に座り込んで人の話をいつも聞いている。
「クロ」が話せば、ご近所中が困るだろうと、まことしやかに語られ皆クスッと笑ったものである。
一番可愛がってくれた人の初盆の日にガレージでひっそりと逝った。
野良らしくなくペットのお墓に入れてもらった。フッと「クロ」を思い出す映画です。

今日は広島の原爆記念日。
わが家のペットだった、ダックスフンドの「ハッピー」の命日でもある。
いつも思い出す記念日に「ハッピー」も逝ってしまい、以後犬は飼えないでいる。
サージェント ペッパーを今日観たのも2匹の犬に薦められたような気がする。

「京都シネマ」の情報はこちらです

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