しあわせのパン|原田 知世,大泉 洋 監督・原作:三島 有紀子|ほのぼのファンタジー

京都に出かけて「しあわせのパン(映画.com)」の映画を観る予定だった。
かもめ食堂以来の「ほんわか映画」の予感がするので、京都シネマの狭い空間が似合うと決めていた。ところが、今日に限って京都シネマはお休みだった。
出足をくじかれて、渋々と大津パルコの映画館に出かけた。
ハンドバックのどこを探してもお財布がない。
娘がいたので急場はしのいだけれど「シニア料金」を証明するものも持っていない。
今までは顔パスだったけれど、改めて証明を要求されるとそれは困る。
今日は証明書の提示を求められた。
嬉しいのか困るのか。
「まあ、今日は顔パスで・・」と言うと、
あっさり「はい、分かりました」と言われるのもイトカナシ。

映画は、ポエムとか童話(ファンタジー?)の世界だった。
北海道洞爺湖の畔、月浦町に原田知世、大泉 洋の夫婦が営むパンカフェがある。
大泉がパンを焼き、原田が料理を作り、美味しいコーヒーを入れる。
そこに春、夏、秋、と訪れるお客は心に穴をあけている。
美味しいパンと料理は閉ざした心を溶かしていく。
沢山の言葉はないけれど、幻想的にも見える月浦の風景とお月さまがカフェオーナー二人の深層を伺わせる。
シナリオとしては意外性がある訳でもなく、多分と想像できるストーリーだった。
けれど、洋服に趣味のある人、雑貨好きな人、料理好きな人、綺麗な風景の好きな人。
うっとりと見入ってしまうだろう。

雑誌でいえば「天然生活」や「ku:nel(クウネル)」のシネマ版だろうか。
趣味のよい家具や雑貨は北海道で発行されている「スロウ」という雑誌を参考にしたそうだ。
益々、北海道が好きになった。

原作本です
フォトブックです

2011年 北海道-3日目 088.JPG
昨夏の想い出

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