ランウェイ ‐ 幸田 真音|あい ‐ 高田 都

「ランウェイ」と聞いてもピンとこなかった。文庫本のカバー写真をみると手が出ない。
けれども、これを書いたのは幸田真音さんだから面白くないはずはないという思いで読み始めた。

ランウエイとは飛行機の滑走路とか、ファッションモデルが歩く細長い舞台の事だそうです。
主人公の柏木真昼(おそらく30才前)の主人公がファッションの世界に仕事を見つけ、ニューヨークの大舞台に出ていく物語。
私には決して知ることのない職業の裏側、想像もつかないセレブリティの世界。
本の世界だからこそ中に入っていける。
幸田真音の書いたものだからそれなりに読めるが、私にとっては現実離れし過ぎたかも。
夢物語としては楽しかった。

同時進行で読んでいたのが、高田 都著「あい」
高田節は幸田節とはまた違って、心グイグイをつかんでくる。
関 寛斎は実在の人物である。
どうして、昔の人ってこんなに偉いんだろう。
近年になってからこういう人物は現れていないなあー。
さんの本は心を浄化してくれる。
この本を読んでる間は、私も少しいい人になれる気がする。

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