寄りかかっては生きられない 男と女のパートナーシップ ‐ 千葉 敦子

千葉敦子著の「寄りかかっては生きられない」を久しぶりに開いた。
この本は昭和58年の出版ですから22年前に書かれた本です。
男と女のパートナーシップという副題がついている。当時ベストセラーになっていた鈴木健二さんの「気くばりのすすめ (続)」と草柳大蔵さんの「気ばたらき」の本に真っ向反対する論を展開している。
読み返すと、私はこの本にかなり影響をされていますね。
実に痛快です。この本は男性に是非読んで頂きたい。

「気配り」「気ばたらき」は今でも社会生活にはかかせません。
当時の「気ばたらき」は社会にではありません。
女から男への「気配り」「気ばたらき」です。
今、読んでも千葉敦子の批判はそのまま現在に通じる。
それだけ男と女のパートナーシップは旧態依然なのかも知れません。
あなたは幸せですか。配偶者または恋人と、うまくいっていますか。仕事は気にいっていますか。歳をとっていくのは楽しみですか。
と、はしがきに書いています。
はしがきを読んだら、読んでみたくなりませんか。
千葉さんは乳癌と闘い昭和62年に7月に亡くなられました。

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